【事業概要】SAGA DXリーダーズは、デジタルで“稼ぐ”企業を生み出す経営者コミュニティとして昨年度よりスタート。今年度は「生成AI」「事業承継」を大きなプロジェクトテーマに設定し、より実践的な学びと事業展開を見据えた取り組みへと進化していきます。特に今年度は“稼ぐこと”に重点を置き、生成AIなど最新技術を活用しながら、経営者自らが事業拡大につながるアイデアを創出し、実現するための計画策定までを支援していきます。【当日の様子】今回のセミナーでは、佐賀県武雄市で建設業を展開する株式会社セリタ建設 代表取締役 芹田氏を講師に迎え、「事業承継×新規事業」をテーマにした実践的な学びの場が開かれました。セミナーは、芹田社長の自己紹介と事業承継の実体験から始まり、参加者のワークと質疑を挟みつつ、①自分と会社の本音を見つめ直す、②事業承継における価値の再構築、③自社の強みを言語化する――という3つのアジェンダで進行しました。初めのパートでは、「そもそも事業を継ぐとは」という問いから出発。先代が経営に込めた思いや社員や客様との信頼関係など「継ぐべきもの」と、時代に合わなくなった仕組みや手法、ルールなど「変えるべきもの」を自分の言葉で明確にすることの重要性が語られました。その後、これまでの自社の歴史の振り返りを通して、現在の事業に活きていることや、自社の存在意義、価値を見出す方法が紹介されました。なぜこの事業を始めたのか、どんな選択をしてきたのか、過去のポイントを細かく見ていくことで、新たなことを始めるときの発想や確信につなげられることが示されました。後半の質疑応答では、芹田氏がM&Aによりグループ化した会社での実体験が紹介されました。社員との信頼関係を築くため、一緒に掃除をし、現場に足を運び、時には一定期間無給で働くなど、徹底した“寄り添い”の姿勢を貫いたという話には、多くの参加者が深く頷いていました。また、会社案内パンフレットの刷新を「文化を再構築する儀式」と捉え、社員とともに言葉を紡ぎ直すプロセスへと落とし込んだ事例も紹介。制度やルールの変更だけでなく、社員の想いをすくい上げ、組織に新たな意味を吹き込む姿勢が共感を呼び、「自分も明日から一歩踏み出してみよう」と思えるヒントが詰まった時間となりました。参加者からは、「自社に転用して考えられることがたくさんあって有意義だった」「当社と異なる業種ではあるが、異業種でのM&A事例が特に参考になった」「芹田社長が自社の価値を常に問い直し、思考を磨き続けている姿が印象的だった」といった声が寄せられました。セミナー終了後の懇親会では、参加者同士の交流が大いに盛り上がり、「この取り組みは自社でも活かせそう」といった前向きな意見が飛び交いました。名刺交換も活発に行われ、会場は新たなつながりと熱気に包まれていました。